水曜どうでしょう好きが災いして赤っ恥かいた話
どうも奥さんこんばんは。大泉洋でございます。ねこぜまるです。
みなさん「水曜どうでしょう」ご存知ですか?
北海道のローカル番組として始まり、いまや全国区で大きな知名度を誇っている旅バラエティー番組です。
いまや泣く子も黙る売れっ子俳優の大泉洋と、ミスターこと鈴井貴之、カメラマンのうれしーとディレクターのカブトムシが毎回トークで番組を盛り上げています。
その独特のゆるい雰囲気と急に来る勢いが僕は大好きで、中学のころの着メロは視聴者にはおなじみの
チャ~ッ チャッチャッチャッチャ チャラララ~ン♪
チャラッチャラ~ン♪
チャ~ チャララララ~ン
チャ~ チャララララ~ン♪
というオープニングテーマに設定するほどでした。
これですね。
ちなみにDVDとかではなく、テレビで再放送されてるやつを毎週録画してました。
気が向いたらちまちま見る感じなので、そこまで大ファンというわけではありませんが、そこそこの量みてきている気がします。
onちゃんが出る回は特に好きです。ていうか安田さんが好きだ。面白い。
そんな僕ですが、中学生活もいよいよ終盤、本腰を入れて受験勉強する時期に差し掛かります。根気強く塾に通っていたので、受験期には難関校対策授業も積極的に受講していました。
でも僕はどこか抜けているところがあるというか、うっかり授業を忘れたり昼寝しすぎたりすることもあったので、いろいろと苦労したものでした。
そんなときの話です。
数学の授業。
皆が熱心に問題の解説を聞き、僕も必死にノートを取り、教室の空気が張りつめていたその時、その瞬間――
チャ~ッ チャッチャッチャッチャ チャラララ~ン♪
全力で引いていく血の気。
チャラッチャラ~ン♪
ガラケーをポケットから取り出さずに服の上から止めようとする僕。
チャ~ チャララララ~ン
(止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!!)カチカチカチカチ
チャ~ チャララッ
(……。止まったか…。)
もうほんとこの世の終わりでした。
寝坊防止のためのアラームが作動したんですね。その後の授業の内容なんて全く頭に入ってきませんでした。
でも必死でノートをとる僕。
先生はしゃべり続ける。
みんな真剣に授業を聞いている。
再び緊張した空気。
チャ~ッ チャッチャッチャッチャ チャラララ~ン♪
スヌーズかけてました。今度こそ死にました。(頑張って止めました。)
その日から向こう一週間くらいはこのメロディーが突然幻聴として聞こえていましたとさ。おしまい。